鋭い痛みと鈍い痛み


こんにちは。
今日は、鍼の痛みについてご説明致します。


鍼を受けたことのない方が一番不安なこと。
鍼って痛そう。

お気持ち、よくわかります。
鍼灸師として、嘘偽りなくお答えすると。

そりゃー、刺すので少しは痛いです。(笑)

鍼の痛みには2種類の痛みがあります。
それが鋭い痛みと、鈍い痛みです。

鋭い痛みは、切皮痛(せっぴつう)といって、鍼が皮膚に入る時のチクッとした痛みです。
これは全くない時もありますが、打ち所によってチクッとなる時があります。
この痛みが少ない鍼灸師さんは上手です。
チクッとするのは一瞬で続く事はあまりありません。
もし続くようなら遠慮せず「チクチクします!」と仰ってくださいね。


鈍い痛みは、響きと言って、奥の方でジーン、ボーン、ドーンと重いような痛みがあります。
これは凝っていたり、張っている筋肉に入ると感じやすく、しばらく続きます。
しっかり凝っているところやツボに狙って打っている時ほど起きやすいです。
出来れば、『わあー、私ここが凝ってるんだなぁ。』と感じながら受けて頂きたいですが、
耐えられないほどの響きでしたら、遠慮せず仰ってくださいね。

このように痛みにも2種類あるのです。
これを分かって頂いて鍼をしてみると、自分の身体と向き合いながら今までにない感覚で、治療を受けられますよ!

治してもらうだけでなく、自分でも治りたい気持ちが大切です!
ぜひお手伝いさせてくださいね(^^)

鍼灸ルームcape
渡辺美咲